子育てに大切な
環境を考えよう
家族の暮らしの場となる地域がどんな環境であるか、
子どもにとっても親にとっても大切な問題です。
とりわけ子どもを安心して育てられる環境とは、一体どのようなものか。
安全な地域なら子どもが元気に遊んで成長していくことができるし、
子育て支援制度が整っている地域なら、
親はサポートの手を借りながら子育てを行うことができるでしょう。
さまざまな視点から
「子育てしやすい街」を考えてみます。
必要な施設が身近に利用でき
安全・安心に暮らせる環境が求められている
国土交通省の資料によると、子育て世帯の住まいのニーズは、 「住宅の防犯性」「広さ・間取り」「安全性・遮音性等の居住性能」という住宅そのものと、「幼稚園・小学校」「小児科など医療機関」「託児・保育所」などの利便性、安心してストレスなく暮らせる「近隣の人達やコミュニティとの関わり」「歩行時の安全性」、「子育て支援サービスの状況」といった地域環境ニーズに分けられます。
保育・教育・医療の存在が
子育ての安心感を生む
幼稚園や保育園、小学校が近くにあれば、送り迎えや通園・通学がの負担が小さく、安心感もあります。さらに、保育所や幼稚園に一時預かり保育はあるか、病児対応してもらえるか、なども合わせて調べておくといいでしょう。放課後児童クラブを利用する予定なら、どこで提供されているか(小学校だけでなく児童館等の場合があります)も合わせて調べておくといいでしょう。子どもの年齢によっては習い事や塾もチェックしておくといいでしょう。
また、子どもは熱を出したりしやすいもの。近くに信頼できる小児科があり、休日夜間の急病診療体制が整っていれば、万一の時も安心です。
- <保育・教育・医療環境チェックポイント>
-
- 幼稚園・保育園が利用しやすいか
- 一時預かりや休日夜間保育、病児対応はあるか
- 小学校は近いか
- 放課後児童クラブの場所は近いか
- 近くに小児科があるか
- その他の診療科も充実した地域であるか
- 近くに総合病院があるか
- 休日夜間の急病診療体制はあるか
子育てと仕事を両立がしやすく
子どもを預けて安心して働ける環境
共働きが一般化する中で、子育てしながら安心して働くことのできる雇用環境はもちろん、親が安心して働くためには低年齢児の保育をはじめ弾力性のある保育システムが必要です。保育園の充足率が低く待機児童が多い地域は子育てしやすいとは言えません。また、幼稚園や保育園だけでなく、一時預かりや病児預かり、病後預かりなど多様なメニューが利用できる環境であることが、子育てしやすい街の条件になりそうです。
交通環境や治安状況から
地域の安全性を調べよう
子育て家庭にとって、その地域が安全かどうか、安全に移動できるかどうかは非常に重要な選択基準になります。ベビーカーや自転車の利用が危なくないか、交通事故がおきやすい場所はないか、不審者が出るような危険な場所が近くにないか、交通安全面と治安面を確認し、できる限り交通事故や犯罪被害の心配が少ない環境を選びたいものです。
- <移動の安全性チェックポイント>
-
- 道路は整備されているか
- 道路の幅は広いか
- 歩道やガードレールはあるか
- 交通量が多くないか
- 道路が抜け道になっていないか
- 登下校の見守りはあるか
- 見通しが悪い危険な場所はないか
- 防犯パトロールなどの地域活動が行われているか
刑法犯認知件数 | 人口(千人) | 人口(千人)当たりの件数 | |
---|---|---|---|
全国 | 748,559 | 126,167 | 5.9 |
高知 | 3,562 | 698 | 5.1 |
徳島 | 3,111 | 728 | 4.6 |
香川 | 4,962 | 957 | 5.2 |
東京 | 104,664 | 13,920 | 7.5 |
関東 | 182,2236 | 29,543 | 6.2 |
近畿 | 157,953 | 20,530 | 7.7 |
子どもの健やかな成長を助ける
豊かな自然とコミュニティ環境
さまざまな体験が子どもの豊かな人間性を育んでいきます。自然との触れ合いや、同世代の子どもたちとの遊び、多様な生活・文化が体験できる施設やイベント、子育てにはそうした場と機会が必要です。いつでも利用できる公園などの遊び場が近くにあり、週末は家族で楽しめるような自然やが身近にあればうれしいですね。また、子どもが多くいる地域であれば、子育ての情報交換をしたり助け合ったりできる、良好な子育てコミュニティが育まれるようです。
親が暮らしやすいかどうかが
もう一つの大きなポイント
子育てに適した環境を探すことは大切なことですが、子育てに適していても、日常の買い物施設まで遠かったり、職場までの通勤時間が長くなったりすると、親にとって大きな負担になります。親にとってもストレスを感じない、住みやすい環境でなければ、健全な子育て環境にはなり得ません。
自然と子どもに目が届き、
家族が憩える子育てを考えた住まい
ゆとりある生活のためには、良質な住まいが必要です。家族が心地よく集える団欒の場づくりや、家事をしていても子どもに目が届き、外から帰ってきた子どもにも声がかけられるような間取りプラン、子育てしやすい家づくりが大切になります。庭のある一戸建住宅なら、子どもとの遊びや触れ合いの幅が広がります。
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